自民党は、26日今年度補正予算の成立後に仙谷由人、馬淵澄夫両氏の問責決議案を提出。
仙谷官房長官についてはみんなの党との共同提案とし同日、問責決議が可決されている。
採決を前に自民党の岡田直樹元国土交通大臣政務官は、馬淵氏の尖閣諸島沖の中国漁船衝突の対応のまずさを指摘した。
「本来であれば、事件直後に映像を政府が公開し、中国漁船がいかに無理な衝突を繰り返したかを国民や諸外国に知らしめることが必要であり、それによって中国が数々の強硬な措置に出ることを防ぐことができた」
野党は、馬淵氏が答弁に立つ国土交通の衆参各委員会や全閣僚が出席する衆参本会議の開催を認めない方針。
そのため、12月3日までの臨時国会は、空転する。
いよいよ、全面戦争?
馬鹿な話だ。
もともと、発端は中国との問題だったのではないか!
その対応の悪さで、担当大臣、官房長官は事実上、放逐されるのか?
全くばかげている。
日本と中国の問題に自民党はどのような文句を言ったのか?
領土問題で、自民党はどれだけ真剣に中国と遣り合ってきたのか?
やってはいなかったではないか!
今、ロシアの大統領が北方四島を訪問したが、それにどれだけ抗議を申し入れたのか?
自分たちは何にもせず、人の揚げ足取りばかりやろうとする。
そんな自民党の姿勢こそが問題だ。
日本国内の政治家が詰まらん問題で争っている場合ではない。
日本と中国、ロシア、北朝鮮、アメリカなどと今後どのように付き合っていくべきか、みんなで知恵を絞りだす必要がある。
そんな時期に、国会を閉鎖してしまうなんて愚の骨頂。
江戸幕府の竜馬の時代に似てきた。
ここは幕府の各藩も一致団結することこそ寛容。
そのためには、小さなことは目をつぶること。
何とか領土を守ることこそ大事。
いま、民主党、自民党に坂本竜馬はいないのか?
