追い詰めたのはアメリカか?
あるいは、こんな論調も聞かれる。
金正日の力が衰えたか?
理由は、今まで交渉のカードに使っていたミサイルも、
発射させるぞ、と脅していた間は良かったが、
発射してしまったら、もうこのカードは使えなくなる。
なのに、7発も打ってしまった。
軍の暴発の可能性もあるかも?なんて言っている解説者もいた。
可能性は何でもありうる。
しかし、果たしてそれが正しいだろうか?
暴発したり、言うことを聞かなくなったら、ミサイル発射か?
どうもこの説は、信じがたい。
じゃあ、最初に戻って、アメリカの追い込み作戦か?
マカオの北朝鮮の預金口座の凍結は、痛かったであろう。
だからといって、腹いせにミサイルを打つだろうか?
冷静に考えて、ミサイルを打ってびびる国は、韓国と日本。
韓国に今脅したとて、金にはならない。
じゃあ、日本は?
ひょっとすると金になるかもしれない。
ところが、日本は北朝鮮船の寄港を禁じた。
経済制裁も発動するだろう。
逆効果だったのでは?
しかし、今北朝鮮にとっては金がほしい。
物資が欲しい。
中のいい中国が、アイよとくれる訳もなし。
韓国も同様。金には渋い。
やはり、日本がターゲット。
一番くみし易いし、簡単に乗ってくる。
横田めぐみさんを返すといえば、それだけで、ガッポリと金になる。
先日の金英男の28年ぶりの再会も、日本に対する誘いであろう。
今回のミサイルも、交渉再開の脅しであると読む。
最悪の場合、本土近くまでミサイルを撃ち込むような気がする。
小泉も後3ヶ月。この間に、ガッポリと現なまを手に入れることを考えている。
彼らは、偽札作り、麻薬作り、誘拐・拉致までやる連中。
オレオレ詐欺などお手の物。
さて小泉君、この誘いに乗るか?
私は乗ると考える。
ただし、小泉ではなく次期総裁の安部になってからである。
もう自民党の小泉にはパワーもないと読んでいるし、自民党が次期参議院選挙に勝つためには、横田めぐみさんの帰国が最高の業績に変わる。
北朝鮮はそこまで考え、動いていると思う。
国民には危機感をあおり、自民党には土産を用意している。
ここで、日朝の関係改善で将軍様の安泰を図るのであろう。
どうか、間違ってミサイルが日本に飛んでこないように。
一番面白いシナリオは、中国に飛んでいったときである。

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